梅

材の名前
収集場所
嵯峨谷(和歌山県橋本市)

冬の終わり、まだ草木が静まっているように見える時期にひと足先に花を咲かせる梅。ここ和歌山では自宅で梅酒や梅干しをつくる人も多く、生活に恵みを与えてくれる木でもある。「梅切らぬバカ……」というように徒長枝を剪定した方が花や実をつけやすく、剪定枝が多く手に入るため何かに活用できないか思案している。台風で倒れた木を製材してみると材としてはかなり硬く、赤みがかった色が特徴的であった。