- 材の名前
- 花炭
- 収集場所
- 嵯峨谷(和歌山県橋本市)
お隣の山本さんは、竹炭を作る際の副産物として、さまざまな植物の枝葉を炭化させた花炭をつくっている。小割りにした竹を厚い鉄の釜に敷き詰めた後、竹と蓋との隙間にさまざまな植物を乗せ、数時間火を焚くことで窯の内部のものを炭化させる。炭になった植物は腐らずに形状をとどめる一方、衝撃には非常に脆く、非常に繊細である。もともとざらっとしたテクスチャのものはマットな仕上がりに、滑らかなものは漆を塗ったような艶が表れる。
お隣の山本さんは、竹炭を作る際の副産物として、さまざまな植物の枝葉を炭化させた花炭をつくっている。小割りにした竹を厚い鉄の釜に敷き詰めた後、竹と蓋との隙間にさまざまな植物を乗せ、数時間火を焚くことで窯の内部のものを炭化させる。炭になった植物は腐らずに形状をとどめる一方、衝撃には非常に脆く、非常に繊細である。もともとざらっとしたテクスチャのものはマットな仕上がりに、滑らかなものは漆を塗ったような艶が表れる。